不登校時代に、鳥取から北海道へ自転車の旅
少年の心は、旅を通じて成長したのか?
G1さんは中学校に入学して数日で不登校になり、その後も中学校にはほとんど通わず、鳥取の寄宿型のフリースクール、ハーモニィカレッジにて中学生時代の3年間、親元を離れてすごします。
ハーモニィカレッジについては、ぜひ「ハーモニィカレッジ編」をご一読ください。
現在は競走馬育成ゲームに夢中になったこども時代の夢のままに道を追究し、ゲームではない本物の競走馬の育成騎乗者として働くG1さんに、不登校時代のお話をうかがっていきます。
寄宿生時代、G1さんは鳥取から北海道へ自転車旅に出かけますが、その旅に、なんとテレビがドキュメンタリー番組の取材で着いてくることになったとのこと。
今から20年ほど前のことですが、当時は不登校の問題が社会的に注目されはじめた頃で、不登校児を寄宿生として迎えるハーモニィカレッジの活動に注目したTV局から、旅に同行したいと取材依頼が入ったそうです。
登場人物
G1さん
中学校入学早々に不登校になり、中学校時代の3年間を寄宿塾・ハーモニィカレッジで過ごす。小学生のときに競馬に夢中になり、憧れを追いかけつづけ、北海道の競走馬育成会社に就職。その後フリーの競走馬育成騎乗者を経て、競走馬育成会社を設立。競走馬を預かり育成している。