保元・平治の乱 移りゆく勝者と敗者
白河・鳥羽とつづく院政時代。崇徳上皇を支持する勢力と、後白河天皇を支持する勢力が、対立を深めていた。その背景にある、天皇家・摂関家の権力争いや、武家の内部闘争など、さまざまな要因が絡み合って、ついに<保元の乱>が勃発する。勝敗を左右したのは、勢力を増してきた平清盛・源義朝ら、武士たちだった。さらに勝者のあいだでも、政治の主導権をめぐり分裂が生まれ、<平治の乱>へとつながっていく・・・。
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- シリーズ
- ものがたり日本の乱
- 対象
- 高学年~
- 作者名
- 小前亮
- 絵
- 斎賀時人
- 価格
- 1,760円 (本体1,600円 + 税10%)
- ISBN
- 978-4-652-20610-2
- サイズ
- 四六判
- 発行
- 2024年09月
- ページ数
- 144ページ
- NDC
- 210
編集者コメント
この二つの乱をとおして、武士たちの果たす役割が大きくなっていきます。そのなかで平清盛は、なぜ大きな権力を手にいれることができたのでしょう? 登場人物と関係性が複雑な騒乱ですが、わかりやすい流れで、初めて、スッキリ、理解できます。