咸臨丸の幕末維新
ペリーの黒船に圧倒された日本人は、開国後まもなく、オランダに注文して蒸気船をつくった。その第一号が咸臨丸だった。明治四年(1871年)まで14年間走りつづけた。幕末・明治という激動の時代に、さまざまな出来事を見つめつづけた。日本人が操縦してはじめて太平洋を横断し、アメリカに渡った船として広く知られるようになった。勝海舟や福沢諭吉など歴史に名を残した人物もこの船に乗っていた。
咸臨丸の航跡をたどることによって、あの時代に生きた人々の喜びや悲しみ、感動や挫折を、はだ身に感じることができる。
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見開きイメージ
- シリーズ
- 江戸幕府と7つの事件簿, 江戸幕府と7つの事件簿 第2期
- 対象
- 高学年~
- 作者名
- 小西聖一
- 絵
- 中山けーしょー
- 価格
- 1,980円 (本体1,800円 + 税10%)
- ISBN
- 978-4-652-20539-6
- サイズ
- A5判
- 発行
- 2023年12月
- ページ数
- 160ページ
- NDC
- 210
編集者コメント
シリーズ最終巻は、幕末〜明治。主役は蒸気船咸臨丸です。開国後まもなくアメリカにわたり、帰国後は幕末維新に巻き込まれた、この船とともに、激動の時代がくっきりと見えてきます。