現代語で読む「野菊の墓」
政夫が中学生の時、病気がちな母親を手伝うため、二つ年上の従姉・民子が、家に同居していた。政夫と民子は、幼い頃から大の仲良しだった。しかし、世間体を気にする大人たちに二人の仲を注意され、かえって互いを異性として意識しはじめる。ある秋の日、野菊の咲く道で二人は淡い恋心を伝え合う。
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- シリーズ
- ★児童文学, 現代語で読む名作シリーズ
- 対象
- 高学年~
- 作者名
- 伊藤左千夫
- 訳者
- 城島明彦
- 価格
- 1,320円 (本体1,200円 + 税10%)
- ISBN
- 978-4-652-07998-0
- サイズ
- 四六判
- 発行
- 2012年09月
- ページ数
- 150ページ
- NDC
- 913
編集者コメント
100年前の作品ですが、幼なじみの二人が、互いを異性として意識していく過程がリアルに感じられます。何世代にもわたってヒロインを変えながら映画化される理由もよくわかる、まさに「初恋物語」のベストセラーです。