なきむし
勇気くんが名前とは反対の「なきむし」というあだ名をもらったのは、転校してきた第一日目のことでした。それは、勇気くんがその日はでに泣いたからでした。教室にスズメがまよいこみ、おいかけまわしているみんなに、「にがしてやって!」と泣き出したのです(表題作「なきむし」)。ジャンケンに負け、いつも四つのランドセルをかかえて下校する幼なじみのドウコのことが、最近気になってしかたがないツバサのお話(「きかんぼ」)。
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- シリーズ
- ★児童文学
- 対象
- 中学年~
- 作者名
- いまむらあしこ
- 絵
- にしざかひろみ
- 価格
- 1,320円 (本体1,200円 + 税10%)
- ISBN
- 978-4-652-20255-5
- サイズ
- A5変型判
- 発行
- 2018年03月
- ページ数
- 90ページ
- NDC
- 913
備考
2018年4月7日 熊本日日新聞で紹介されました。
2018年8月26日 北海道新聞で紹介されました。
2019年2月24日 静岡新聞で紹介されました。
編集者コメント
「なきむし」は以前から道徳の時間のテキストとして使われてきた作品です。18年度の教科書にも採用されました。あらたに「きかんぼ」を加えての待望の新装版。