詩画集 プラテーロとわたし
銀色のロバ・プラテーロとの日々を描いた詩画集。
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- シリーズ
- ★児童文学, ★詩の本
- 対象
- 一般
- 作者名
- J・R・ヒメネス
- 訳者
- 波多野睦美
- 絵
- 山本容子
- 価格
- 1,870円 (本体1,700円 + 税10%)
- ISBN
- 978-4-652-20350-7
- サイズ
- A5変型判
- 発行
- 2019年10月
- ページ数
- 120ページ
- NDC
- 963
備考
CD『プラテーロとわたし』 同時発売
ギター・大萩康司/朗読&歌・波多野睦美
MARCO CREATORS/キングインターナショナル
2019年12月7日号 図書新聞で紹介されました。
2020年1月号 エクラで紹介されました。
2020年1月号 MOEで紹介されました。
2020年3月号 ミセスで紹介されました。
2020年夏号 学燈で紹介されました。
編集者コメント
詩と音楽を包みこむ銅版画
ノーベル文学賞を受賞したフアン・ラモン・ヒメネス(1881-1958)というスペインの詩人をご存知でしょうか。彼の代表作、ロバと詩人の感動的なエレジー『プラテーロとわたし』は世界中で愛されている散文詩集です。このすぐれた音楽性と豊かな色彩にあふれた作品には、イタリア生まれの作曲家カステルヌオーヴォ=テデスコが作曲したギターと朗読のための28曲があります。それが今回の企画の出発点でした。
メゾソプラノ歌手・波多野睦美さんの〈音楽に合わせた朗読〉にふさわしい斬新な日本語訳、そして、その世界を包みこむような山本容子さんの銅版画。容子さんは今回の仕事についてこう書いています――「ギターの演奏と朗読を聴きながら、銅版をオレンジ色の絵の具を塗布したキャンバスに刷った。オレンジ色のベースは、ヒメネスとプラテーロの素肌のあたたかさと、太陽があたためた大地の色、信頼関係の色。……(詩人とロバが)時空を飛び越えた」。
こうして〈詩と音楽と絵〉が一体になった素晴しい詩画集が生まれました。
〈刈谷政則(編集者)〉