現代語で読む「舞姫」
ドイツ滞在中のエリート青年は、街角で出会った貧しい踊り子に恋をする。そのため出世の道が閉ざされようとしていた。愛のためにすべてを諦めることができるだろうか? 苦悩する青年の姿を描く。明治〜大正の文豪・森鷗外の代表作「舞姫」と、「うたかたの記」「文づかい」の3作品を収録。いずれもドイツ人女性と日本人青年のロマンスを描く。
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- シリーズ
- ★児童文学, 現代語で読む名作シリーズ
- 対象
- 高学年~
- 作者名
- 森鴎外
- 訳者
- 高木敏光
- 価格
- 1,320円 (本体1,200円 + 税10%)
- ISBN
- 978-4-652-07993-5
- サイズ
- 四六判
- 発行
- 2012年05月
- ページ数
- 152ページ
- NDC
- 913
編集者コメント
日本文学の中には、数多くの名作があり、五十年以上もの時をこえて読み継がれています。いつの時代も変わらない、人間のほんとうの姿を伝えているからだと思います。一方で言葉は時代とともに変化したり、使われなくなることもあります。そのために名作は読みにくいと敬遠する読者も多いことでしょう。このシリーズは、言葉の壁をこえて、名作のほんとうの面白さを体験してもらいたいという思いから創刊されました。読みやすい現代語を使って、原文の意味をできる限りそのままに、作品を甦らせています。時を超えて、想像力あふれるストーリー、個性豊かな登場人物たちとの出会いをお楽しみください。