水はうたいます
ひとしずくの水は、まるで透明な音符。それは集まり流れ、天にのぼり地に降って、歌いながら世界をめぐる。――童謡「ぞうさん」の詩人まど・みちおは、すぐそばにあるなんでもないことに奇跡を見出しつづけ詩に結晶していった。澄みわたる絵本のシンフォニー。
没後10年を記念して刊行が続く「まど・みちおの絵本」シリーズの一冊。
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- シリーズ
- ★絵本, 理論社の絵本 2024年新刊セット, ★詩の本
- 対象
- 低学年~
- 作者名
- まど・みちお
- 絵
- nakaban
- 価格
- 2,090円 (本体1,900円 + 税10%)
- ISBN
- 978-4-652-20597-6
- サイズ
- 28×23
- 発行
- 2023年11月
- ページ数
- 32ページ
- NDC
- 913
トピックス
2024年1月4日 朝日小学生新聞で紹介されました。
2024年2月24日 朝日新聞で紹介されました。
2024年「えほん50」に選定されました。
編集者コメント
すぐそばにある何気ないものに、まどさんは驚き続ける人でした。なんどでも世界を発見しなおす人でした。そんなまどさんの詩を読むことで、私たちも、すぐそばにある「奇跡」に気づくことができます。一滴一滴の水が地面にしみていくように、ページをめくることで一行一行の言葉が心に刻み込まれることを願って、この絵本は生まれました。
まどさんの詩という楽譜を、nakabanさんが絵筆で奏でた、この澄みわたる絵本の音楽に、あなたも耳と心を澄ませてください。〈松田素子(編集者)〉