ゲーテ ショートセレクション 魔法つかいの弟子
「ファウスト」「若きウェルテルの悩み」などで知られ、疾風怒濤(文学革新運動)期の代表的存在であるドイツの文豪、ゲーテ。内に抱えた「魔性」に注目した彼の、理性では制御できない、感情や衝動が感じられる作品群の新訳。
収録作品
魔法つかいの弟子
新・パリス
魔王
最初のワルプルギスの夜
新・メルジーネ
トゥーレの王
コリントの花嫁
メルヘン
宝ほり
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- シリーズ
- ★児童文学, 世界ショートセレクション, 世界ショートセレクション 第4期
- 対象
- 高学年~
- 作者名
- ヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテ
- 訳者
- 酒寄 進一
- 絵
- ヨシタケシンスケ
- 価格
- 1,430円 (本体1,300円 + 税10%)
- ISBN
- 978-4-652-20412-2
- サイズ
- B6判
- 発行
- 2021年03月
- ページ数
- 207ページ
- NDC
- 943
備考
2021年4月26日 読売新聞で紹介されました。
2021年5月16日 朝日中高生新聞で紹介されました。
編集者コメント
ゲーテが描こうとした、人間が内に抱える「魔性」…
理性では制御できない感情や衝動を感じる作品をセレクトした。表題作はじめ物語詩 (バラード)というかたちで表された作品も、長さはないものの、その奥行きに唸る。収録作の「宝ほり」の最後はこう締められている。「つらい平日には よろこびの祝日を これより これをきみの魔法のことばとせよ」。
ファンタジーに終わらない、続いていく人間の生きる物語を感じて、勇気が出る。