馬たちは僕たちを信じて待っている
言葉の通じない存在だからこそ伝わるもの
不登校の子や、障害を持っている子などを含め、小学生〜大学生まで、さまざまな年代の子どもたちや若者たちと共に活動するハーモニィカレッジの大堀貴士さん(シュート)に、「自分の道」についてうかがいます。
ハーモニィカレッジの初代理事長、今は亡き石井博史氏こと、ヒロさんの背中から学んだという大堀さん。実は私は、小さな頃から人気者街道を歩いてきたという熱血リーダータイプの大堀さんは、内に閉じこもるタイプの不登校児と上手くつきあえたのだろうか、ということに疑問がありました。私自身が小学生や中学生の頃は内向的なタイプだったので、熱血漢で華やかに明るいタイプの人にぐいぐい来られたら、たじろぎそうだと思ったためです。
そのあたりは大堀さんにとっても学習ポイントとなっていたようで、馬と共に暮らす日々の中、ヒロさんのふるまいから学んでいったようです。