自然へのおどろきをみずみずしい言葉でうたい、ことばの響きの不思議さに耳傾ける。詩人の鋭い感性が生んだ新しい日本語の世界。
▼収録作品
木
屋久島の杉の木
会話
風
夏の海
海
海
夏は
ゆき
いとまきえい
からす
とんび
鳥
鳥
鳥
ざりがに
たんぽぽ
卵
へび
もしも
ひとつだけ
手
足
耳
毛
へそ
涙
しかられた神さま
津軽の長い昔話
津軽の短い昔話
こんな じゃんけん しってる?
ちちんぷいぷい
うちにはだーれもいなかったので
けんむん
夜の天井
魔女の天気予報
サカナ数えうた
先へ進まない数えうた
スピードかぞえうた
風が吹くと
はやくちうた
さつきのこいのぼり
花と魚の関係
ぼくが つくった なまえ
名づけあそびうた
ゆ
る
き
でる
とる
かく
紙飛行機が
象に水をまいてもらおうよ
寒いなあ
これはぼくの鉛筆
終わり